Mother Nature タミルの風

アルナーチャラの導きによって南インド タミルナードゥ州 ティルバンナマライで結婚、子育て。南インドでのリアルな生活 子育て yogaのこと アーユルヴェーダのこと かわいいもの 美味しいもの などなど。

masala tee powder

 

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ただいま猛暑期を通り越し、まさに酷暑期のティルバンナマライ。

最近の日中はなんと46度!!!46℃

46度って何だろう・・・

まぁデリーなんかは50度超えるようなので、それよりはいいかな。いや…45度超えたらどっちもおんなじような気もする。

昨日はアンマ(お母さん)のお家でランチ。

その帰り道バイクで5分の距離にもかかわらず何だかんだか 焦げる ような感覚を味わいましたw

去年の今頃も暑くて暑くて呼吸困難になり、わたしは決心したのでした。

「絶対に来年の真夏はここを出るぞ、逃避するぞ!」と…

逃避のお話はまた改めて書こうと思います。

 

さて、今日はマサラチャイパウダーを作りました。

スパイス大好き

さすがに46℃の中 熱ーいマサラチャイの頻度は激減していますが。やっぱり切らすわけにはいかないパウダー♡

 

マサラティーを友達やゲストに飲んでもらう度に「The best of masala tea!!!」の称号をいただいているマサラティーなのです。ちょっと自慢です・・・

お店で飲むマサラティーはなにせスパイスが少ない!!スパイス大国のくせにね。

でも他の地域はわからないですが、南インドはコーヒー率が高いのです。ミルクとお砂糖た~っぷりのあまーいミルクコーヒー!

最初はおぉぉ!!飲めないくらいに甘いっ!て思ったが、今ではなんだか普通にいただいています。たまに強烈に甘党家族のチャイに出会いビックリしますが。

日本では飲物にお砂糖なんて入れたことないのに…

そして白いお砂糖はあまり摂りたくないのに。

でも辛いスパイス料理と甘いコーヒーは合うのです。そしてあまーいインドのスイーツもやっぱり南インド料理には合ってしまうのです!!

こうやって新たな味覚は形成されていくのだな… 環境よ、恐るべし。

 

このパウダーはティーだけではなく、お料理にもわたしは度々使います。

なのでそれぞれミキサーにかけてティーとは別にも保存しています。

 

ドライジンジャー 200g

カルダモン 100g

クローブ 50g

シナモン 50g

基本はこの4つ

 ティーパウダーはそれぞれをミキサーにかけてミックスしておしまい!

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今回はスパイスの産地南インドのhill stationコダイカナルのスパイスで作りました。 

クローブの色がココアみたいに濃い!

今日は珍しくしばしの雨♡

雨の音にスパイスの香り…幸せです。

マサラティーはブラックペッパーを少々足したり、生のジンジャーを入れたり…季節や気分によってちょっとずつ変化します。

夏は生のジンジャーは入れませんよ〜

 

またしばらくはマサラパウダーを楽しめそうです。

 

1年ぶりに書きます

なんと1年ぶりになってしまったこのBlog

どうしてすぐに遠のいてしまったのだろう。どうしてだろう

その要因はもちろんたくさんあって、時間がない、気力がない・・・

でも本当はきっとなんだか「混乱」していたのだと思う

まだ上手く言葉にできないのだけれど、わたしの頭と心と身体が1つにならなくって

文章をかく その大好きな行為ができなかった。書きたいなって思えなくなってしまった。

この1年 わたしはインドで元気に生きていた!家族というものを得て、嬉しさと同時に満たされないと頭で思っているさまざまな欲求をどう処理しようかと。

初めての子育てはとても楽しいと同時に、毎日のように精神力を試される。

たまにヘトヘトにもなる。

今では彼女は1歳の誕生日を迎え、モリモリと美味しそうに何でも食べる姿を見て、あぁ、血は争えない…なんて思ったり。

とても繊細な彼女は(きっと赤ちゃんはみんな繊細ですね)わたしの気持ちにすぐに気がつく。悲しい時、泣きたい時はいつも側で笑顔をくれる。魂はとても素直でまっすぐで、なんだかGuruみたいだ。

今でも毎日不思議な気持ちにもなる。

本当に娘がいるんだ♡って。

 

彼女が8ヶ月くらいの時、ヘトヘトになって、キーキーになった日があった。

キーキーする私に、旦那さんが、「meeraが赤ちゃんのこの時期はあと数ヶ月だね。だからいっぱい一緒に楽しもうね」と言った。

はぁ…その通りだ。

感情の振り幅が大きいわたしにはこういうフラットさがありがたい。

 

 

今日、ふいに、あ、やっぱりBlogを更新しよう。と思ってしまった。再開する時期がやってきたようです。

1年も放置しておいて勝手な話です・・・

 

南インドでのリアルな生活をスローペースでも書いていきたい

そう思いながら、あまり意気込まずに出来ることを出来るだけ。

ここはスピリチュアルな場所だけれど、わたしはサドゥ(僧侶)ではないし、

毎日瞑想だけをして過ごすわけにもいかない。リアルな生活が目の前に!1歳児が目の前に!笑

 

だからやっぱり出来ることを出来るだけ。

 

よろしくお願いします♡

 

Om

ギリプラダクシナ walking around the mountain

 

 

今日 旦那さんは3時半に起床、ギリプラダクシナをしに行きました。

わたしとmeeraはお留守番(まだまだ寝てた)

 

ギリプラダクシナとは、アルナーチャラの周り(約14キロ)を歩いて回ること。

この行為はとても神聖で力強くアルナーチャラのエネルギーを感じる行為。

full moonともなればバンガロールからチェンナイからはたまたケララから、ものすごいインド人がやってきて、みんなアルナーチャラの周りを素足で歩く。

インド人は本当にタフな人種だと思う。

full moonの夕方に5、6時間かけてバスでやってきて、そのまま14キロを歩く。

だいたい5、6時間かけて歩いて、朝バスで帰宅。そのまま仕事に向うという。

な、なんてタフなのだろう。

 

わたしも以前2度旦那さんとプラダクシナをした。たった2回だ。ティルで出会った友達は2日に1度歩くと言う。彼のお姉さんは毎週土曜日に歩く。。。

わたしは妊婦になってからは歩く根気も体力もなく歩いていないというのに。

わたしのプラダクシナは1度はfull moonの夕方から。もう1度はfull moon前日の朝4時から。full moonの時は本当に凄まじい。

ヴァガバーン ラマナマハルシは「妊娠9ヶ月の妊婦さんのようにゆっくり歩くこと」って言っているじゃないか!!

そんなことはお構いなし、老若男女ものすごいスピードでどしどし歩く。ゆっくり歩こうものなら蹴飛ばされて怪我しそう 笑 これは冗談ではなくって。

そして裸足。これは靴や靴下に過保護にされてきたわたしの足にはかなりキツイ

小石が足に突き刺さるごとに痛い痛いってなっちゃう。本当にいちいち痛いのだ。

ここでもインド人はタフ。小石だろうが大石だろうがお構いなし。

 

そんなプラダクシナだが、これはmindを休ませる行為。まさに「歩く瞑想」

そしてプラダクシナをすることでエゴを根こそぎ取り払うとも言われている。

 

mind を休ませてただ歩くというシンプルな行為にフォーカスしていくと身体は疲労していくけれど、頭の中は軽くなっていくのがわかる。

そう、ヨガの教えにあるように頭でつくるネガティブなストーリーに引きずられそうな時は、とにかく身体を動かすことでmindを休ませる。

わたしはこれに何度も何度も救われてきた。わたしにとってヨガはいつだってmindを鎮めてくれるツール。

プラダクシナもきっとその1つなのだと思う。

足を動かしてただ歩くことにフォーカスしていくと、外側から与えられる苦痛(疲労感や小石が足に刺さる感じ)もそのうちおさまってくるのだから不思議。

痛みという観念にフォーカスしてしまうとそれこそずっとその痛みを感じなければならない。でもそこから少し離れてただ歩く行為に焦点をしぼってみる。神聖なアルナチャラの周りを巡礼するということに・・・

これは生きることもきっと一緒

起こってもいないたくさんの不安や心配ごとを頭で考えてぐちゃぐちゃになるより、その思いを内側に溜め込まずに動くことで(行動すること)頭の中をクリアーにしていく。

 そう、シンプルに生きたいのだ。

シンプルに生きたらいいのだ。

 

シバマントラを唱えながら歩く人もいる。

仲間や家族と楽しそうに歩くしともいる。1人で歩くサドゥもいる。

わたしもマントラを唱えながら素足で歩いた。足の苦痛を感じなくなり、歩くスピードが増した。頭の中はどんどん軽くなる感覚を味わった。マントラは本当に力強い

 

やっぱりこの地に来て、何かを感じたら是非ギリプラダクシナをしてみて欲しい。

たった2回しかしていないわたしが言うのもなんだけれど・・・

どんな感じなのか自分の感覚で確かめてみるのが一番早い

 

妊娠してからずっとプラダクシナをしたいと思わなかった。赤ちゃんが生まれてきてバタバタと過ごし、プラダクシナどころではない。

でも今日帰ってきた旦那さんの顔を見て、久しぶりにまたプラダクシナがしたいと思った。

彼の顔がとてもクリアで清々しくエネルギーに満ちていたから。

 

その時がきたら神聖なアルナチャラの周りを巡礼しようと思う

 

 

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南インド家庭料理 トマトライス

南インドはお米レシピがたくさん

レモンライス

トマトライス

タマラインライス

ポンガル

ビリヤ二

 

ドーサもイドゥリーもお米とダル(豆)から作ります。

 

そして圧力鍋さえあれば10分で完成!!!

今日のランチはトマトライス

せっかくなので作り方をご紹介♡

もちろん本場インド主婦監修済

 

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〈spice〉



魔法のチリパウダー(マサラ)適量



 

ピーナッツオイル(なんのオイルでもOK)大さじ3程度(けっこう多め)

お米 2カップ

トマト 4,5個 (カットしておく)

オニオン 1個 (刻んでおく)

ガーリック 好きなだけ

ジンジャー ひとかけら

 

作り方

☆お米は普通に炊いておきます

1、ピーナッツオイルをあたためマスタードシードを入れる

マスタードシードがパチパチと音を立て始めたらOKサイン

2、刻んだオニオン、ガーリック、ジンジャーをジュワーっと入れる

(多めのオイルで揚げる感じで炒める)

3、カレーリーフを入れる

4、トマトを入れ、全体になじませる

5、塩、ターメリック、魔法のマサラパウダーを入れなじませる

(水分が少ないようだったら少量の水を入れる)

6、全体になじんだらOK(火を止める!)

7、炊いておいたご飯をお鍋に入れ、全体をなじませる

8、刻んだコリアンダーをパラパラと(ここはお好みで、3の段階で入れてもOK)

  インド人は3の段階で入れるほうが好みらしい

 

☆炊いたご飯にソースを絡ませるという感覚(チャーハンみたいにはしません)

 

本当に簡単で美味しい、すぐにできるトマトライス

ゆで卵を添えるのが南インド流
今日は卵をきらしていたので卵なし^^;

是非お試しを♡

引っ越しました

 

この1ヶ月は本当にあっという間だったと言うべきか、大変だったと言うべきか・・・

もうその両方!

 meeraは可愛過ぎて夫婦揃ってメロメロだけれども、夜泣きはするし母乳問題にも悩まされるし、身体は痛いし泣きたくもなるし・・・

 

そんな中引っ越しをしました。

なぜかというと

「あまりの暑さに耐えられなかったから」

ACなしの部屋でわたしは呼吸困難になりました!笑  そして身体中が痛痒い…なんなんでしょうこれは…

でもインドではまだまだACのある部屋は少なく、その代わりにおおきなファンが各部屋ごとについています。でもこの暑さは半端ではない!

インド人の忍耐力は本当にすごい!でもわたしは耐えられなかった。               本気で冷蔵庫に頭を入れてはぁ>_<って呼吸したくらい!でも冷蔵庫から出るとさらに苦しい…!笑     なのでこんなことは1度だけでやめました。                そんなことで引っ越しです。

とにかくクーラー!!!

でもさらにここにはわたしの大好きなGreenがたくさん。そうGardenがあります。

真ん中には大きなバナナの木があり、周りにはたくさんのplantsやflowerが♡

本当に緑があるだけで人はどうしてこんなに幸せになるのだろう。そして緑があるだけで涼しいし、インドの埃っぽさも吸収してくれる。

お家は少し古いけれど、ACとGARDENがあるだけで大大大満足!

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ばなながなっているよ!
もちろんノーケミカルオーガニックバナナ
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屋上からはアルナーチャラが一望!
朝日と夕日にはmeeraを連れてルーフに行く

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 これでもう呼吸困難にならなくてすみそう。

でもここ最近summer rainが降っていて涼しいティルバンナマライです

雨がこんなに大切だなんて・・・ありがとう自然

 

 

 

幸せ?バスタイム

 

赤ちゃんの名前はMeera(ミラ)

これは前々から旦那さんと一緒に決めていた名前だった。日本でもインドでも呼ばれやすい名前がいいね。そしてmeeraはサンスクリット語でsea/oceanという意味。単純だけれど、海のように自由に無限に生きて欲しい。

クリシュナの奥さんではない!!女性もmeeraだ!奥様はRhada・・・

お腹にいる時からmeera meeraと呼んでいた。そして病院でもみんなにMeera〜って呼んでもらったね。インドではRの発音が5つあるらしい・・・なので日本人のわたしのMeeraとインド人のMeeraの発音は微妙に違うみたいだ。しかも日本人はLとRの発音が苦手ではないか!

 余談はさておきそんなmeeraのバスタイム・・・

アンマ(お母さん)が入れてくれます。アンマはわざわざ薪?で火をおこし、その火で湧かしたお湯をせっせと運んできてくれるのです。それはけっこうな重さで、わたしが手伝おうとすると「重いからダメ!!」って怒られる。アンマはmeeraが大好き。

その愛情たっぷりのお湯はほんのり木の香りがしていい匂い。そして心なしかまろやかなお湯なのです。幸せmeeraさん♡

 

と言いたいところですが、このバスタイムはなかり「拷問time」だとわたしは思うのです。なぜかって・・・アンマがものすごいダイナミックなの。愛情たっぷりのお湯の温度はわたしが手で触ってのも熱!!!という程の温度(多分46.7度)はあると思う。それを頭からバッサンバッサンまさに滝修行のようにかけられます・・・泣

meeraは泣くどころか石のようになってしまう。おぉぉぉ、可哀想なmeera 泣くことを通りこしてその時間を必死に耐えている(ように見える)そしてものすごい勢いで石けんをグリグリ頭と身体に押し付けられ全身を洗われる。meeraはアンマの足(すねあたり)にゴロンと寝かされている状態・・・

日本でいう  温かいお湯をゆっくりかけて優しく洗いましょう〜 なんていう人が見たら本当にぶっ飛んでしまいそうである。わたしはあまり神経質ではないけれどこのバスタイムは嫌い。meeraが可哀想に見えて仕方がない。それにこんなに暑いお湯。ただでさえこんなに呼吸困難になるほど暑いのに・・・「アンマこれは熱すぎる!」って言って水を足したら、NO~!!!と一蹴された。アンマはすでに孫を10人持つ子育てのプロ。もちろん絶大な自信を持っているので何を言ってもダメ(みたいである)

そしてココナッツオイルで頭を洗われ、なんと!口の中にもココナッツオイルを入れグリグリと洗っている・・・汗

ひゃー新生児の口の中にココナッツオイルなんて入れていいの?いいの??おぉぉぉ可哀想なmeera。そりゃアーユルヴェーダではセサミオイルを口に含み10分くらいうがいのように放置するっていうディナチャリアの1つ、ガンドゥーシャというものがあるけれど!そしてそれは結構気持ちが良くって色々な効果があるけれど・・・meeraはまだこんなに小さいのに。

そして極めつけはアンマがmeeraの鼻の中に息を思いっきり「ふーーーーっ!!!」って吹きかける。吹きかけるなんてものではない。何だか鼻水を出しているようだ・・・汗 優しく綿棒とかで取り除く方法がわたしはいいのだけれど。

meeraはぎゃんぎゃん泣いてしまう。アンマはタミル語で何かを言っている。。。なにやらうたっているご様子♪

この瞬間本当に冗談ではなくアンマが「千と千尋の物語の湯老婆」に見えてしまうのである。しかも毎回怖い・・・

わたしは、日本にいる時あまり日本の子育て情報を入れずにきた。なぜかってここはインドだから。色んな知識があるほうが視野を狭くするということもあるから。そして日本の子育てはとてつもなく丁寧だと思うから。

妊娠中に日本とフランスと(あと1国忘れてしまったが)3カ国で出産したママの本を読んだ。フランスでのバスタイムも頭からバサーーとお湯をかけられていたが、インドアンマ方式はそんな優しいものではないのだ。何度か旦那さんにも言ってみたが、なんだかんだお母さんには何も言えない様子の旦那・・・

100歩譲ってもわたしはココナッツオイルを口に入れるのだけは何だか反対である。

 そして新生児は毎日お風呂に入る必要があるのだろうか。。。

わたしはmeeraが産まれる前にオーガニックラベンダーオイルで身体を拭いてあげようと思っていた。そしてバスタイムは2日に1度でいいかなぁ・・・なんて思っていた。

そんなバスタイムの後はミラはぐったりしている様子。でも確かにバスタイムの後はぐっすりと寝てくれる。アンマの中で色々なルールがあるらしく、夜泣き対策の為「夕方にお風呂に入れて欲しい」と旦那さんが言ってみたが、「1ヶ月は朝じゃないとだめよ」っと言われたようだ。本当に色々な決まり事があるのだ、ここには・・・

国が違えば全くそれが逆転することもあるのに。ここはインドだから仕方がないかっと半分諦めよう。

そんなわたしの悲痛の願いが通じたのか、ここ数日のお湯の温度は42、3度くらいに下がったと思う!笑

よかったね、Meeraさん

 

ただいま ティルバンナマライ

 

やっとvelloreからここTirvannamalaiに帰って来た時も大袈裟ではなく心の底からホッとした。アンマ(お母さん)やお姉さんや甥っ子たちや友達が待っていてくれた。お家に入る前にお母さんが小さなプージャ(お祈り)をしてくれた。そして家の中へ。たった6日しか経っていないのに何だかとても懐かしかった。陣痛を感じたその日、全てはその日のままだった。

「やっと帰ってこれたね。今日は静かに眠れるよ」

そして初めての3人での夜。とても静かな夜でした。

眠る時、緊張していた身体が1呼吸1呼吸ごとにマットに沈んでいくそんな感じを久しぶりに味わった。そしてゆっくりと「ヨガ二ドラ」をしてみた。指先1本1本に意識を向けて解放していくその時間は何とも安らぎの時間だった。久しぶりに身体を感じたその時間。

 

身体はまだまだ痛みはあるもののその日以降精神的にとても楽になった。初日もお母さんが作ってくれたご飯を食べた。そうこの日から毎日毎日お母さんがご飯を作って運んでくれている。1日3食。本当に有り難い。1日3食のご飯を作ってくれるというのは簡単なことではなくて本当に骨の折れる作業だと思う。1日1食だって大変なのに・・・でもお母さんは毎日毎日してくれる。貧血気味のわたしによい食べ物を!そしてミルクが出る様にとさまざまな食材で毎食!!これは本当に感謝しても仕切れない。どこの国に行っても文化が違えど環境が違えどやっぱりアンマ(お母さん)に敵うものはないなって思う。アンマ本当にありがとう。

 

話は逸れるが南インドの本格的な夏をわたしは少々なめていました。

わたしはめっぽう「暑さに強い」のです。寒さには弱いけれど・・・そうまさにvata体質。時々過度にネガティブになり穴に落ちてしまうところもまさに。

でもここの暑さはねなんだか種類が違うのです。熱風の中にいるような感じなのですね。本当に呼吸が苦しい。

実は4月1日にAC付きのお家へ引っ越しをする予定だったのです。その予定が赤ちゃんがやって来たので、私たちはここにあと1ヶ月住むことに。それはよかったのですが、日に日に暑くなる様子でちょっとビックリ。これは体力も奪われる。早く引っ越ししたい早く早く!日中にシャワーを浴び、夕方にもシャワーを浴びる日々・・・そしてぐったりする。

これからますます暑さが増す南インド。しばらくは省エネで過ごしたい

 

ひとまずやっとお家に帰って来れてよかった