前回ここを訪れた時は、毎日毎日毎日アシュラムで時間を過ごした。
朝から晩まで・・・
アシュラムで3食のごはんをいただいて、瞑想して、caveに行って瞑想してまた戻って瞑想して・・・
ただ ただ 心地がよくて 温かくて 優しくって
心がどんどんオープンになっていく感覚を味わったのもこの地だった
ここに戻ってきてから、毎日はアシュラムには行っていない。気持ちが赴くまま・・・
昨日は夕方からアシュラムに行ってしばらく静かに座った
とてもとても気持ちがすーーっとしていくのがわかった。頭のてっぺんからムーラダラチャクラまでがスーッと通るようなこの感覚
あ、この感じ・・・
アシュラムに来て静かに座ると、わたしの場合 たいてい やることがすっと降りて来る。それは大きなこともあれば、日々のこともある。今後のことや、連絡をする相手が頭の中に映像として浮かんできたり・・・という日々のことや
そして頭の中がとてもストンとする
静かに座って赤ちゃんに話しかけるとお腹の中で赤ちゃんは元気に返事をする
赤ちゃんもきっと気持ちがいいのだろうなって思う
うれしいな
そしてつたつたと涙がこぼれた
日本にいた時、わたしは色々なことを考え過ぎて、とても辛い時間を過ごしていた。毎日のように涙が出て心の中もわけがわからなくなった
「泣く」ということがまるで習慣化されているようだった。人間ってこうな風になるのだなぁって・・・
そんな毎日はきっとお腹の赤ちゃんも一緒に辛く寂しかっただろうと思うと心からごめんねという気持ちになる
インドに来てしばらくは習慣化された行為が続き、なんだかすぐに涙が出たが、今日静かに座っていて気が付いた。
わたし、さいきん泣いていないな
そうだわたし、毎日のように泣いていたんだなって
今日の久しぶりの涙はとても温かくて優しく違う種類の涙だった
涙をそっと拭って目を開けると同じように涙をそっと拭っている女性がいた
彼女も何かが流れていったのかな
生きることはときにとてもタフであるけれど、こうしてまた優しい涙を流すことができるのだね
心がヘトヘトになるまでもがいたり苦しんだりしないように上手に流れていけることができたらいいなって思う
ここはそんな受け入れるエネルギーが大きな場所でもある