インドの犬事情
野犬だらけ。こわい…
わたしは犬が大好き!
でも野犬は…怖い
だって野犬です…フリーダムです!
わたしが初めてインドに来て1週間ほど経った時にわたしの前をただ歩いていた人がいきなり犬にガブー!!!っと噛まれたの。
流血しふくらはぎに穴があき、その後一緒にアーユルヴェーダドクターのところに行って診てもらった。
それからわたしは インドの犬 がトラウマになってしまい。
さらに、ヨガスタジオから家に帰るまでの道に子犬の放し飼い。
子犬か♡と思っていたら、噛むわ噛むわ!
子犬でも痛いし、怖いし(泣)
トラウマ持ちのわたしは完全に怖気づいていました…やめて〜野犬なんて大嫌い!
その子は野犬ではなく飼い主がいる‥しかも飼い主の息子(多分3,4歳)がわたしを見ると鎖を取ってその子犬をわざわざ連れて来る。
わたしが怖がるのをニヤリと見ているのである。この笑みがなんだが本当に憎たらしく
この、クソガキ!!!ばか!(失礼…)っと心の中で叫んでいました。笑
北インドでそんなインドの犬事情を抱えたまま…南インドへ南下。
そして今ここ、ティルバンナマライにも犬がそこら中にウロウロしています。
縄張り意識が強く、他の犬が入ってこようものならものすごいスピードで阻止。
見知らぬ人間もがルルルとと吠えられる…
最近までわたしもアンマ(お義母さん)の家の周りにいる犬たちに吠えられ、お姉さん家からアンマの家まで30秒なのに、たどり着けなかった…(汗)
今ではワンコたちに顔を覚えられ、あれはなんだったのか…と言うほどフレンドリー!
今のお家の周りにもいるわ、いるわ…
でもある日あれ?って気がついたのですよね。野犬っていうか。
「犬はリードで繋がれているもの」って思ってるのがおかしいな…って。
ワンコたちにも自由になる権利があるのだ!
まさにワンコたちはワンコたちの世界で生きていて、ご近所付き合いが苦手なワンコやら、正義感?が強いワンコ。喧嘩っ早いワンコ、まぁ、縄張りに入ってきても、ちょっとならいいかと許すおっとりめなワンコと…笑
日本じゃ放し飼いの野犬は 怖いとしか思われないけれど、彼(旦那)は飼われていつも自由がない犬なんてかわいそうだ。といつも言っております。
まあね…確かに生き生き楽しそうだしね。
デリーやムンバイみたいな大都会は別として、インドは牛さまを筆頭に何でも放し飼いですから。
孔雀もそこら中にいます♡
流石に白い馬が前からパッカパカ走ってきた時は う、うままで!!!とビックリしましたが。
たまに家の前で草を食べているので、人参をあげたりしています 笑
うまは本当に人参が好きなんだ。
最近家にワンコと子猫が遊びにくるようになりました。
ワンコは、気が向いたら門の前に立っているんです。
「あのぉ…何か食べるものありませんか〜」って。
「あ〜はいはい、どうぞ入って下さいな」と門を開けるとスタスタと入って大人しく待っている。
パンやビスケットをむしゃむしゃ食べて、この前はチキンビリヤニをあげたら喜んで食べていた。
きちんと座って待っていてくれる。お皿に入れた分だけをきれいに食べて、もっとちょうだい!ガルルルなんて全くない。
とてもおとなしくて、meeraにも無関心 (笑)meeraは心臓バクバクなようす。
気になるけれど、ちょっと怖い。でも気になる…
この日は1日ここで寛いで、夕方帰っていきました 笑
そしてもう1人がこの美猫さん
実は猫はあまり見かけないティルバンナマライです。
少し前にお姉さんにネコがいないね?って聞いたら、「犬が食べちゃうのよ!!!」って…え、えー???まさか…まさか!!あわわわわ
驚愕の事実…。
お姉さんは小さい頃犬が猫を食べているのを実際に見たことがあるようで。
「本当に食べるのよ…」と念押し。
だから猫は常に気を張って、ほとんど地面を歩かないそうです。
だから猫を見ることがほとんどないのかぁ…
そんな中この子はビャー(鳴き声)と突然やってきました。
とても痩せていて、とても警戒していた。
ミルクをあげたらすぐに飲み干し、声もガラガラだった。ビャー
次の日もまたやってきた。
少し慣れたようすで、ミルクに付けたパンもパクパク食べて、ずっと玄関に座っていた。
わたしたちが出るとみゃーみゃーと足にスリスリ。
まだ赤ちゃんだもんね。家族もいなくて1人で甘えたいんだね…
実は彼(旦那)はネコが大好き♡
犬は… きらい だそうだ 苦笑
その日以来毎日毎日いる子猫。
少しずつふっくらしてきたかな?
実際よく食べるんだ!!
何度か家の中に入ってしまって、キッキンにある鰹節めがけてまっしぐら!
やっぱりネコって鰹節が好きなんだ!!(笑)
チャパティをあげても食べなかったので、鰹節と混ぜてみたら完食。
日本から持ってきた鮭瓶詰めをドーサに混ぜてあげたら完食!
漫画のようで面白かった。
でも塩分が高いから瓶詰めは1度きり。インドで売っているドライフィッシュを買ってこよう。と彼は言う。
最初はスリスリされて、ゾゾゾーとなっていたmeeraも2日で慣れて遊んでいる。
適応するね。
そして一緒におやつを食べたりして…
ずっと幼い頃から犬が欲しい、飼いたいと言い続けてきたわたし。
それは結局叶わなかった。
もし小さい頃に犬がいたらわたしの人生が変わっていたかもしれない。と大袈裟でなくそう思ったりする。
でも大人になった今、さまざまなresponsibilityを考えるとすんなり返事が出ない。
わたしたちはここを留守にすることが今まで以上に多くなるだろう。
そう思いながら、愛着は増すばかり…
どうなることやら…
関係ないことだが、いつも姉にLINEでmeeraの写真を送ると、
「また裸だ!今日も裸!かわいそう〜!」 と言われる 笑
え?裸じゃないよ、おむつしてるし…
ここでは上も下も本当に裸の赤ちゃんがゴロゴロ
まさにおむつなし育児の実践!
インディアンの友達だけではなく、韓国、スイス、ドイツ、スペイン人のママ友もすっぽんぽん育児!!
そりゃ、1歳半でオムツが取れるわね。
素晴らしい。
meeraは…しばらくかかりそうですが、ゆるゆるにおむつなし育児をしております。