数日前meeraをシャワーに入れようと右腕に彼女を抱えてパタパタ小走り、
そのまま3段程のステップで思いっきり
滑って 転んで 尾てい骨 強打!!!
ひゃーーー
meeraが何も怪我しなかったのだけが救いですが、恐怖におののき泣きわめく
わたしは痛さのあまり立ち上がれない
彼(旦那)は日曜恒例のバードウォッチング…(笑)
あぁ…今考えても恐ろしい
とにかくこれはやばいぞと思い、翌日アーユルヴェーダマッサージかアキュパンクチャかフィジオか…
迷ったけれど、針とフィジオのクリニックへ行く。
あまり症状も聞かず、電気マッサージ20分程、その後針を数カ所。
数日通うがあまり変化なし。
わたしとしては、どんな状態かとか、どのような痛みかとか、細かく聞いて欲しいけれど…
まぁ、インドの病院にそんな期待はしない!!なにせ彼らに「ホスピタリティ」という言葉は存在しないのだ。
3回目の時に
「何だか身体が大変疲れていて、下半身が重たいのです」と告げるも、脈診してじゃあホメオパシーの薬出しておくから。
ハーブで元気になるよ〜って…
初日には6種類の薬。3つはクリニックで出されたから受け取るも、その他3つは別の薬局に買いに行ってと…
いくらホメオパスの薬でも全然飲みたくない。
多分打ったところ周辺の筋肉も硬直して、下半身の流れもよくないんだろうな…
もうやめた!
やっぱりマッサージに行ってみよう
そしてアーユルヴェーダマッサージに行ってきました。
地元人しかわからないような小さな場所。
看板がタミル語だ
これはマッサージって書いてあるのか?と聞くと、「あ、これね、隣のグロッサリーショップの看板」
あ、はぁ、そうですか…
大丈夫かな…汗
アーユルヴェーダマッサージはインドで何度か受けたし、パンチャカルマの一環で7日間連続してアビアンカを受けたこともある。
でもなんと!
今までで一番気持ちがよかったのだ。
あぁぁ・・・この田舎で!!!
ティルバンナマライよ♡
マッサージの後の蒸し風呂はないし、シャワーもない。背中を温めますよ〜って出してきたのはドライヤー 笑
そして値段もインドにしては高い…!!!
でもそれを全部ひっくるめてもよいマッサージだったのだ!!
かなり背中と腰、身体全体が楽になった。
シーズン中には顧客が1年後の予約をして帰るのだそうだ。
やっぱり本物なんだね。
そして彼はとてもバランスが取れていて、話していてもわかりやすかった。
そんな彼から目から鱗の言葉
「痛みと対話するんだよ」
「おい!きみはどうしてここにいるんだよ!早くいなくなってくれ!」
グイグイ グイグイって!
「負けないように強気でいかなきゃだめなのさ。痛いから触らない、動かさないが一番ダメだ!痛みがずっと居心地よくいるんだよ」と…
そうなのか
そうなのかもしれない…
わたしはいつも痛みからは逃げているのよ。
過剰なマインドが邪魔をして、触れないように、少しでも痛みを感じないようにって。
そしていつまでも痛みを避けたいがあまりその痛みを過剰に感じてしまう。
ほほぉ…そうか。
彼のそんな言葉たちに実際かなり勇気をもらい、これからは痛みと対話して、強気に、
「ヘイ!わたしは怖くないぞ!早くどっか行け!!」(笑)
ってやってみようと思うのです。
実は彼(旦那)もいつも同じようなことを言ってくれるのです…
痛い痛いを考え過ぎると余計に痛みがやってくる。リラックスして好きな音楽聴いたり、考えないように意識を好きなことに向けたらよい。と…
実際、彼のマインドのブレのなさ、強さっていったら凄まじい…
でも素直に受け入れられない時があるんですよね。近い人であるがゆえにね。
こんなに痛いのに!考え過ぎだというのか!!?(# ゚Д゚)きー!って…笑
少し反省しましたよ…
そして彼のお姉さんも言うのです。
「身体の痛みなんていつだってやってくるのよ!肩が痛い。腰が痛い。指を切った。転んだ…年を取ればなおさら増えるの!
でもマインドはいつでもいくらでも自分次第で強く強くいられるの。痛みに引きずられないマインドが大事なのよ!」
そして彼女は私をギュって強くhugしてくれた♡
お母さんは心配そうに毎日ご飯を作ってくれた…meeraの面倒を見てくれた。
わたしはインドで家族に愛されているなぁ。
みんなに良くしてもらって、助けてもらってるんだ。
もっともっと今あることに感謝しなくてはいけない。としみじみ思ったのであります。
起こるべくして起きること。
今回はそんなことだったのかもしれない。
そしてインド人の強い精神力を感じたのでありました。
培ってしまった思考の癖はなかなか厄介ですぐには治らないかもしれない。
でも強い精神力はやっぱり欲しいのだ!