Mother Nature タミルの風

アルナーチャラの導きによって南インド タミルナードゥ州 ティルバンナマライで結婚、子育て。南インドでのリアルな生活 子育て yogaのこと アーユルヴェーダのこと かわいいもの 美味しいもの などなど。

静かに座り気づくこと

ラマナマハリシアシュラ

 

前回ここを訪れた時は、毎日毎日毎日アシュラムで時間を過ごした。

朝から晩まで・・・

アシュラムで3食のごはんをいただいて、瞑想して、caveに行って瞑想してまた戻って瞑想して・・・

ただ ただ 心地がよくて 温かくて 優しくって

心がどんどんオープンになっていく感覚を味わったのもこの地だった

ここに戻ってきてから、毎日はアシュラムには行っていない。気持ちが赴くまま・・・

昨日は夕方からアシュラムに行ってしばらく静かに座った

とてもとても気持ちがすーーっとしていくのがわかった。頭のてっぺんからムーラダラチャクラまでがスーッと通るようなこの感覚

あ、この感じ・・・

 

アシュラムに来て静かに座ると、わたしの場合 たいてい やることがすっと降りて来る。それは大きなこともあれば、日々のこともある。今後のことや、連絡をする相手が頭の中に映像として浮かんできたり・・・という日々のことや

そして頭の中がとてもストンとする

 

静かに座って赤ちゃんに話しかけるとお腹の中で赤ちゃんは元気に返事をする

赤ちゃんもきっと気持ちがいいのだろうなって思う

うれしいな 

そしてつたつたと涙がこぼれた

 

日本にいた時、わたしは色々なことを考え過ぎて、とても辛い時間を過ごしていた。毎日のように涙が出て心の中もわけがわからなくなった

「泣く」ということがまるで習慣化されているようだった。人間ってこうな風になるのだなぁって・・・

そんな毎日はきっとお腹の赤ちゃんも一緒に辛く寂しかっただろうと思うと心からごめんねという気持ちになる

 

 

インドに来てしばらくは習慣化された行為が続き、なんだかすぐに涙が出たが、今日静かに座っていて気が付いた。

わたし、さいきん泣いていないな

そうだわたし、毎日のように泣いていたんだなって

 

今日の久しぶりの涙はとても温かくて優しく違う種類の涙だった

涙をそっと拭って目を開けると同じように涙をそっと拭っている女性がいた

彼女も何かが流れていったのかな

 

生きることはときにとてもタフであるけれど、こうしてまた優しい涙を流すことができるのだね

心がヘトヘトになるまでもがいたり苦しんだりしないように上手に流れていけることができたらいいなって思う

 

ここはそんな受け入れるエネルギーが大きな場所でもある

 

 

f:id:indiamickey345:20160304005035j:plain

 

 

インドの家庭ごはん事情

f:id:indiamickey345:20160302202521j:plain

 

インドでのお家ごはんって?

 

インドでのごはんと言ったらランチが一番のメインミール

朝ごはんはお米とダルを混ぜて生地を作ったドーサ(クレープみないなもの)

やイドリー(蒸しパン)などにチャツネやサンバルなどをつけて食べる。

ランチにはビリヤニ(インド風炊き込みごはん)や白いごはんにカレー、サブジと言われるおかずにサンバルにスープなどをモリモリ食べる

それからヨーグルトをごはんにかけたり・・・(わたしはちょっと苦手)

ディナーは軽めにチャパティやパラタにサブジを食べたりする

 

レストランでは上の写真のようなミールスと言われるたくさんのおかずやスープやごはんやチャパティがセットになってでてくるものを食べたりするが、家庭でミールスを呼ばれるようなものを作ることはまずない

何かお祝いごとやセレモニーの時なんかは作るようだ

 

今借りているお家から旦那さんの実家やお姉さん、お兄さんの家は徒歩2.3分

まさに「スープが冷めぬ距離」で、毎日のようにお母さんがランチを持って来てくれて、お姉さんがごはんを食べに来なさーいっと言ってくれる。

今日も朝からお姉さんのお家でドーサを4枚にイドリー2つをペロリと食べてしまった…

美味しかった

わたしは食いしん坊なうえにインド料理が大好きだし、料理も好き。

南インド料理をどしどし覚えてアップしたいなぁと思う。

 

ただ、南インドでは  「作り置き」は全くしない。毎回フレッシュなものを食べるのが基本のようだ。フレッシュな家庭料理を1日3回・・・

働いていない南インドの女性は本当にずっと料理をしているような気がする。

インドでも場所によってはきっと違うのだろう。

 

旦那さんは何においてもオープンで全く細かいことは言わないし、何でも好きなようにしたらいいよ〜!という人だけれど、ごはんのフレッシュさだけは本当にうるさい!!!

ランチを作ってしまった後、お母さんがランチを持ってきてくれたりする時も、わたしは「冷蔵庫に入れておいて夜に食べようよ」と言っても、ランチに作ったものは、基本は夕方までだよ!!!みたいな・・・

「んーもったいないじゃん!」

とか言ってみるけれど、冷蔵庫に入れたものは味が全く変わり食べられないと…

この前朝ごはんをお外に食べに行った時も、ドーサに付いてきたチャツネが冷たかった…

これは「昨日のを冷蔵庫に入れておいたんだ、味も美味しくない!」と言って、わたしにも食べないでね…って。

まぁ、フレッシュなのは1番だけれど、日本の作り置き文化に慣れてしまっているわたしには、もったいないなぁ>_<って思っちゃう。日本のカレーは1日寝かせたほうが美味しいには暗黙の了解じゃないか

まぁみんながそうなのか、旦那さんが人一倍うるさいのかはいまだ謎で今後検証してみることにする。

 

今日もまたお母さんがスピナッチのカレーを持ってきてくれた

フレッシュ作り立てはやっぱり美味しいよね

本当にみんなの温かさに感謝

 

いただきます!

 

 

ブログを始めます

f:id:indiamickey345:20160229202248j:plain

 

南インド タミルナード ティルバンナマライに戻ってきて、早くも3週間。

本当にわたしはここに戻って来たんだ。旅とは違った意味で新しい生活が待っているのだと思うとなんだか色々な意味で複雑な気持ち

生活も複雑な気持ちもやっと少しずつ落ち着いてきたみたい

 

毎日の色々な気持ちやインドでのリアルライフ 良いことも嫌なことも嬉しさも悲しさも寂しさもワクワクもドキドキも・・・毎日のように変化する気持ちを残していこうと思い新たにブログを始めることにする

そして、ここティルバンナマライを訪れる方たちや、興味を持ってくれている人たちに少しでもここの良さをお伝えできたらいいなぁって思う。

それからインドでの生活ってどんなの!?と心配する家族や友人にも、わたしは元気で大丈夫だよー!と伝えたい

 

美しいティルバンナマライのことをここに書き留めよう

大好きな南インド料理のことも

南インドの人の優しさも温かさも

そして、インド人の旦那さんとのリアルな生活も

生まれてくる赤ちゃんとの出会いも

 

 

人生って本当に未知で冒険だ

たくさん迷ってたくさん悩んだりするけれど、やっぱり運命で起こりうることしか起こらない

だから起こったことを大切にゆっくり受け止めて進んでいくことにする

とてもパワフルなアルナーチャラの麓で

 

Om shanti